待ちに待った本牧のサバ祭りがまもなく開幕しそうです。

短時間に10本以上もつり上げ、クーラーボックスが一杯になって早上がりする方もいます。

 

サバの季節は、お隣と仕掛けが絡まるのが当たり前です。

仕掛けを余分に持って行き、ゆとりのある状態で釣りをしたいものです。

 

せっかく釣ったサバを美味しく食べるための持ち帰り方のヒントになるでしょうか。

 

血抜きは必須

サバを釣ったらエラにナイフを入れて、海水を入れたバケツに頭を下にして入れ、5−10分程度置いておくと血抜きができます。

いわゆる「サバ折り」といわれる後頭部の方向に折る方法もありますが、ナイフでエラを切るのが一番簡単な方法と思います。

 

サバは傷み易い魚ですので、血抜きなしでは美味しく食べることができないと思います。

釣り上げたサバはバタバタと暴れますが、エラの尾側を強めに持つと持ち易くなります。

 

釣り場で下処理をどこまで行うか

血抜きをしたサバのエラ、はらわた(内臓)を取る場合には、身が海水に浸からないように、クーラーボックスに入れる前に、ジッパー付きのビニール袋に入れるのがよいようです。

エラと内臓を取ったサバを海水氷(または氷+水)に浸けてしまうと、鮮度が落ちて肉質が悪くなるため、オススメできません。

 

エラとハラワタ(内臓)を取らない場合には、海水氷に入れておいても身が悪くならないため、問題ありません。

船宿ではむしろ、この方法をオススメしている所の方が多いようです。

 

下処理をどこまでするかによって、持ち帰り方が違いますので注意が必要です。

 

この記事を書くために、試しに、エラとハラワタ(内臓)を取り出したものをビニール袋に入れずにクーラーボックスに入れて鮮度を確認してみたところ、身が割れて鮮度が落ちていました。

決して食べられないほどではありませんでしたが、身が崩れて塩焼にはできず、かろうじて味噌煮にできる肉質でした。

 

氷をどうするか

魚の鮮度を保つためには、氷が必要です。

コンビニ等でブロックの氷を購入することができますが、ペットボトルを凍らしたものを持って行く方が多いようです。

クーラーボックスのサイズによりますが、1.5Lのペットボトルを凍らせたものを2本程度持って行けば今の時期は十分だと思います。

魚が釣れたらクーラーボックスに海水を入れて、海水氷にして、そこに釣れた魚を入れます。

コンビニ等で調達したブロックの氷を使う場合には真水が直接魚に触れないように注意する必要があります。

 

海水氷がよい理由

クーラーボックスに氷を入れるだけではなく、海水を魚全体が浸かるくらいの深さまで入れる方が鮮度を保つことができます。

これは氷だと魚との接触面から冷やされるのに対して、冷たい海水が魚全体を覆うように冷やすためです。

クーラーボックスが重くなるため遠慮する方も居ると思いますが、せっかく釣った魚を鮮度よく持ち帰って、美味しく食べるためには必要なことです。

プロの漁師さんは、海水氷よりもより魚を効率よく冷やすことができるシャーベット状の氷を使っているようです。

これも海水氷と同じような理屈で魚全体を覆うように冷やすことができるためです。

 

サバの生食は自己責任で

サバにはよく知られているアニキサスという寄生虫が居ます。

アニキサスは内臓だけでなく、身にも潜んでいるため生食は避けた方がよいと思います。

鮮度のよいサバのお刺身や酢締めは非常に美味ですが、アニキサスにあたる可能性が高いためおすすめできません。