サビキ釣りをする時のコマセを撒き方の説明です。

コマセカゴの位置は上(関東)、下(関西)がありますが、上の場合で説明をしています。

 

コマセを詰める量

コマセカゴにコマセを詰める量はコマセの固さ(水分量)にもよりますが、目一杯詰め込まないで70-80%程度を目安に入れると、コマセがでやすくなります。

近くに魚が集まっている場合には、コマセを詰める量を少なめにして、手返しよく(効率よく)釣る方が釣果を上げられます。

何もしなくてもコマセが少しずつ出るようにするのが理想です。

 

底を取る

コマセを詰め込んだら海中に仕掛けを入れます。

スピニングリールの場合はベールを起こし、ベイトリールの場合はクラッチレバーを解除して仕掛けを底に落とします。

錘が底に着くとラインの出る速度が遅くなり、ラインが緩むため底に着いたのがわかります。

わかりにくい場合には、ロッドを上下に揺らして錘が底を叩く感覚があるかを確認します。

錘が底に着いたら、余分なラインを巻いてラインを張ります。

イワシのように海面近くに居る魚を狙う場合には、底まで仕掛けを下ろさずに、色付きのラインを使って、仕掛けを海中に下ろす時に色の数を数えた方が効率よく釣りができます。

 

コマセを出す

錘が底に着いたら、魚の居る棚に合わせるためにラインを巻き上げます。

底から1−3Mであればアジ、海面から5M前後であればイワシが釣れますが、ラインに色を付いている場合にはラインの色を見ながらハンドルを回します。

ラインに色が付いていない場合は、ハンドルを回す回数を覚えておくと目安になります。

棚を合わせたら竿を振ってコマセを出し、コマセの煙幕の中に仕掛けが入るように1M程度巻き上げます。

 

魚が掛かるまで待つ

竿を振ってコマセを出したら、魚が掛かるまでしばらく待ちます。

待つ時間は通常2−3分ですが、忙しい釣りをしたくない場合は、竿を振ってコマセを出さないで、放っておいても自然にコマセが出るように調整をして、置き竿にするのがよいでしょう。

アジ等の底付近にいる魚を狙う場合には、しばらく待った後にさらに1−2Mラインを巻いて同じ動作を2〜3回繰り返します。

 

魚が居ない場合

上記のコマセワークを何度も繰り返しても釣れない場合があります。

そのような場合には、魚の回遊を待つしかありません。

その場合には、コマセが出る量を調整して待つことになります。

理想的には、何もしなくても少しづつコマセが出て行くようにすることです。

コマセの出る量は、コマセに含まれる水分量、潮の流れる強さなどによって変わるため、微妙な調整が必要になります。

コマセカゴを海中に入れた状態で竿先を少し振ったときに出る量を確認することで、おおよその目安にすることができます。

大量に出る場合にはコマセを出にくくするようにして、潮の流れや竿先をわずかに振ったときにコマセが少しづつでるようにします。

 

合わせを入れるか入れないか

コマセを撒いてしばらくして、魚が掛かるとロッドの先端(穂先)が曲がるため魚が釣れたことがわかります。

アジを狙っている場合には口が切れ易いため、ロッドが曲がっても合わせを入れないでゆっくりとロッドを持ち上げるのがよいでしょう。

竿を手で持っている場合に魚が掛かると反射的に合わせを入れてしまうことがあるため、そのような場合は、置き竿にしておいた方がよいでしょう。

イワシを狙っている場合には、たくさんの魚を掛けるためにロッドをゆっくり持ち上げると、他の針に別のイワシが掛かかる(追い食いと言います)ため、効率よく釣る事ができます。

 

棚を細かく調整する

水温が低いことや他の原因で魚の食いが渋い時は、いつもの棚で魚が釣れないことがあります。

このような場合には、巻き上げる長さを細かくして、1M単位ではなく、50cmずつ巻き上げて棚を微調整するとよいでしょう。

微調整しても魚が釣れない場合には、思い切って数M上下に棚を調整すると釣果がよくなることもあります。

 

ポイント

コマセカゴは上にあるのでコマセは上に出ます。

出たコマセに魚が集まってきます。

その中に仕掛けを入れると、コマセと一緒に魚が食べようとします。

そのためには、コマセを振ったらリールを巻いて仕掛けをコマセの中に入れるのが釣果を上げることにつながります。